![]() 目次 第1章 NIH赴任に際して 1)着任手続 2)その他必要な手続 3)NIHへの通勤 第2章 住居 1)住居 2)家具 3)電話 第3章 車 1)Maryland州運転免許証の取得 2)車の購入と諸手続 3)車の整備・修理サービス 4)公共交通機関 第4章 銀行 1)銀行の選択 2)口座の開設 3)クレジットカード 4)為替 5)送金 第5章 医療 1)医療保険 2)医院・病院 3)薬 4)出産 第6章 教育 1)子供の教育 2)成人教育 3)音楽教育 第7章 税金 1)一般消費税 2)所得税 3)所得税確定申告 第8章 アメリカでの暮らし 1)生活一般 2)国籍・旅券 3)買物 4)その他 第9章 帰国に際して 1)NIHでの手続 2)暮らし一般での手続 |
1)子供の教育 A) 就学児
1 .就学義務 Maryland州法によりMontgomery Countyでは、5才*から17才の子供には幼稚園から高校の就学が義務づけられている(*12月31日までに5才になる児童は、その年の9月から公立学校の幼稚園-kindergartenに入学することになる)。外国人でも正規の手続にて登録すると、アメリカ人同様に無料で居住する地区の公立学校教育を受けることができる。ただし、入学の通知は通常来ないので各自、下記の要領で登録手続を取る必要がある。NIH関係者の子弟の多くは、月曜日から金曜日までの5日間は現地の公立学校に、土曜日は日本語学校に通学するという生活を送っている。 2. 外国人生徒入学事務所(ISAO:International Student Admissions Office)での手続
4910 Macon Road, Rockville, MD 20852 電話(301)230-0686 月〜金曜日8:00AM〜4:30PM b. 受付で住所、氏名、電話番号を記入し、必要書類を提出し手続をすると、入学する学校が指定される。 c. 同建物内のESOL Testing Centerで英語の試験を受ける (ESOL:English for Speakers of Other Languages-外国人のための英語教育)。低学年でアメリカ到着後間もない場合、英語はわからないので免除される。 d. 同建物内のClinicで必要な予防接種を受ける (接種費用$10)。 必要な接種 e. ESOL Parent Services Officeへ案内され、入学手続の書類、健康診断書、予防接種の記録や学校関係の情報を受け取り、オリエンテーションを受ける。その場で職員が書類記入を手伝ってくれる。またこのオフィスでは、滞在期間中、学校でのトラブルの相談や日本語通訳の依頼を受け付けているので申し込むことができる。なおこれらのサービスは無料で行われている。 3.現地校での手続 ISAOで指定された学校へ、上記の書類を持って行き入学手続を終了させる。健康診断書、予防接種の記録、本人の調査書、緊急カード等を記入し、提出する。また学校からスクールバスの乗降場および時刻を指定されるので、必ず確認する。 4.学校生活 現地校の幼稚園は、日本の幼稚園の年長の児童が通う (5才未満の子供に関してはB)未就学児を参照)。Grade Kと称し小学校の建物内に教室がある。通常午前か午後いずれかの半日プログラム(およそ2時間半)であるが、学校により残りの半日は私営組織が運営する有料のプログラムがあり参加できる(月額約$200前後)。小学1年生からは、毎日1日(full day)のプログラムになりお弁当は持参するか、学校のカフェテリアで購入できる。 学期始まりには、新学期説明会 (Back to School Night)で担任の先生と会う機会があり、授業参観日(Visitation Day)、個人懇談会(Teacher Parent Conference)、PTAの会 (PTA Meeting)その他各種行事、ボランティア活動等、親の積極的な参加が望まれている。 英語を母国語としない児童は、ESOL専門の先生による小グループの英語の授業を学校で受けられるので、少しずつ英語力を向上させることができる。 大雪、猛暑の場合は休校 (school closing)になったり、始業時刻が遅れたり終業時刻が早まったりすることがあるので、各自テレビのニュース(ABC、NBC、CBS、FOX、Cable52)、ラジオ (107.3FM)、MCPSホットライン(301-279-3673録音メッセージ)等で情報を得る。 (2) 日本語学校 ワシントン日本語学校は、現地校に通学している在留邦人児童生徒の基礎学力を補うことを目的とし、文部省学習指導要領に準じ、補習授業を行う教育施設である。また運営は保護者代表により構成される管理運営委員会が行い、種々の事務連絡、学級当番、安全指導当番、図書当番、ボランティア、各種行事等に積極的な保護者の参加が望まれている。 [小1〜3]
4900 Strathmore Avenue, Garrett Park, MD 20896 (202)531-9628(授業日のみ)
10900 Rockville Pike, Rockville(North Bethesda), MD 20852 ホットライン 雪の日の確認など (202)483-2239(朝6:30より)(301)530-9292(授業日のみ) Washington Japanese Language School:(202)238-6934〜6937 / Fax(202)667-1546 2520 Massachusetts Ave., N.W., Washington, D.C. 20008 火〜木曜日10:00AM〜4:00PM 新1年生 (満6才)の入学については、学校便り『はなみずき』に前年の10月頃 募集の通知が載り、入学希望調査用紙に記入の上11月下旬までに上記の学校事務局へ郵送で手続をする。 入学は任意のため個人宛に通知はないので、その時期に各自で在校生か 大使館領事部、日本食料品店などから入手する。転入の際は、上記事務局に電話で予約を取り、 指定された校舎で手続を行う。その際、日本からの在学証明書、もしくは パスポートと筆記具を持参する。 2. 授業内容 1999年3月現在、ワシントン近郊在住の約400〜500名が、毎週土曜日の午前10時5分 から午後4時15分まで日本語での授業を受けている。
小学部1〜3年 国語、算数、合科 ( 音楽、図工、生活、体育、理科、社会) 小学部4〜6年 国語、算数、社会 中学部1〜3年 国語、数学、社会 (1年地理、2年歴史、3年公民) 高等部1〜3年 国語I、II、小論文AB、数学I、II、物理I *高等部においては学年編成はせず、教科選択制。 入学金 小学部新1年生および転入生$60(但し第3子より免除) 授業料 (月額)
中学校 $78 高校 $107(3教科選択) 副教材費 実費 4. 日本語学校で必要な物 国語ノート (小学生)、算数低学年用ます目ノート、国語辞典、漢和辞典 (小4以上)、そろばん(小3、4。学校の備品としてあるが、持ち帰れない)、分度器、直定規、三角定規(cm単位)、コンパス、はさみ、筆箱、消しゴム、鉛筆、色鉛筆、下敷、鉛筆削り、弁当箱 *日本食品店などでほとんど入手可能だがノート類などは在庫切れの場合もある。 5.学校では使わないがあると便利なもの 英和、和英辞典、アメリカ史関係の参考書 (中、高生)、地図帳 (高校生) (3)海外子女教育振興財団 〒105 東京都港区虎の門1-21-17虎の門NNビル6階 (03)3580-2827 / FAX (03)3503-7238 〒530 大阪市北区梅田1-3-1-200大阪駅前第1ビル2階 (06)344-4318 / FAX (06)344-4328 http://www.naec.go.jp/kaigai/ 補習授業校等の各種情報、国内の帰国子女受入れ校に関する情報およびいじめ問題に関する国内相談機関の提供を行っている。ホームページとリンクする事によりEメールなどで教育相談が受けられる。また教科書取得についても出国前にワシントン日本語学校で使われているものと同じかどうか問い合わせ財団にて入手しておくとよい。 (4)カウンセリング アメリカで暮らすことによる文化の違い、学校教育内容の違い、友人関係の変化などで子供の教育に悩むことが多くある。一人で悩まず専門家に相談することでより早い解決の糸口を得ることができる。 1. グリニッチ日本人教育審議会教育相談室 (203)629-5922 米国のスクールサイコロジスト及び日本人カウンセラー(臨床心理士の資格を持つ)と臨床的な教育相談ができる。 2. Maryland University Counseling Center 大谷 彰 (301)314-7662 大谷先生は現在メリーランド大学カウンセリングセンターに勤務されており個別のカウンセリングを受けることもできる。ワシントン日本語学校で大谷先生を囲む会が行われ教育の話を聞くことができる。 (5) サマーキャンプ/サマースクール 夏休みの期間が6月中旬から8月末までと、日本と比べて長いので、スポーツやアートなど各種サマーキャンプに参加することが多い(成人教育A)(2)〜(4)参照)。申込は毎年3月頃から始まり、定員になり次第締め切られるので、早めに問い合わせる必要がある。 また、ESOLのサマースクールも開催されているので申込希望者は学校のESOL教師またはMCPSのESOL Parent Services (301-230-0674)に問い合わせる。 (6) 塾 個人の家庭教師は日本食品店の掲示板で捜すことができる。 放課後や週末に参加できるクラスとして、スポーツ、音楽、クラフト、絵画、コンピューター、サイエンスなどが開講されており、学校からも案内が配布される。公的機関によるプログラムは後出の成人教育(3)(4)を参照。 Montgomery Countyは公立図書館の設備が充実しており、住民は無料で利用できる。子供でもLibrary Cardを作って本やビデオ、カセットテープ、CD等借りることができる。現地校での宿題(プロジェクト)だけでなく、子供の語学力や読書力の向上のためにも多いに活用を勧める。
1. 概要 幼稚園 (kindergarden)に入園する以前の子供は、NurseryやDay Care Centerに通うこともできる。これらの経営は私立(private)がほとんどで、YMCAといった民営団体や教会により運営される形式が多い。Nurseryは年齢に応じて週2日、3日、5日制と各種あり、保育時間も午前中半日の2時間から6時間と幅がある。Day Care Centerはだいたい7:30AM〜6:00PMである。 公立学校でも半日のPre-Kindergartenと称するプログラムや、Head Startという早期プログラムを持つ所もあるので、MCPSのEducation Services (4910 Macon Rd., Rockville 電話 301-230-0676) に問い合わせるとよい。 2. 捜し方 最寄りの図書館でNurseryなどのリスト (Blue Book)を見ることができる。またChild Care Connection (332 West Edmonston Drive B-6, Rockville, MD 20852 電話(301)279-1773/月〜金曜日 9:00AM〜4:00PM)に6ヶ月分の会員料$22を納めると、郵便番号(zip code)別のリストが郵送される。 あるいは、直接オフィスを訪ねてリストを見せてもらうこともできる。 場所、費用、日数など条件に合った園をいくつか選択した後に、電話で予約を取り、子供と一緒に訪問することを勧める。その際に先生の指導や学校の設備、生徒やクラスの雰囲気などを自分の目で確かめて決めた方がよい。園によっては入園申込手数料を請求されることもある。 3. 手続 入園登録は毎年1〜2月頃から始まり、定員になり次第締め切られ、定員にもれた場合は順番待ち(waiting)となる。入園が決ると、事務的書類の他に健康診断書 (Health Record)、予防接種の記録(Immunization Record)などを提出する。 4. 費用 月謝については千差万別であるが、日本の幼稚園よりもやや高めである。保護者の手伝いが義務づけられているコープ形式(cooperative)のNurseryではその他より安い。 (2) 乳幼児のた900めのクラス 子供の月齢 (だいたい満6ヶ月以降)により、ベビースイミイング、幼児体操、クラフト、育児懇談(Parenting)などのクラスが、Rockville CityやMontgomery Countyにより開講されている(成人教育A) (2)〜(4)参照)。またYMCA (前出)によるプログラム、その他私営組織による体操教室(Yellow Pages:Gym参照)などがある。 公立図書館では年齢に応じてお話の時間 (storytime)を設けており、無料で参加できる。プログラムによっては前もって登録(registration)が必要な場合もあるので、直接各図書館に問い合わせるとよい (本章A)就学児(6) Public Library参照)。 また、Connecticut Park Center (12518 Greenly St., Silver Spring, MD 20906 電話 301-929-2025)ではParent Child Centerと称し、子供達に施設内の部屋を開放しており遊ぶことができる。利用にはあらかじめ登録が必要である。 (3) ベビーシッター 日本人の間では、一般的に信頼できる友人とベビーシッティングの交換をすることが多いようである。International Women's GroupのBabysitting Coopや日本人ベビーシッター会(代表、古山 301-315-0995)などもあるので入会したい場合は、各グループに連絡をとる。 |